NISA/積立てNISA(投資信託)

【積立てNISA】と【一般NISA】を始めるためのブログ

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【積立てNISA】と【一般NISA】を始めるためのブログ

非課税でお得な「積立てNISA」と「一般NISA」

株や投資信託の売買では、売却益や配当に20.315%の税金が課されます。NISAは、これが非課税となる制度で、積立てNISAと一般NISAがあり、それぞれ非課税枠や非課税機関、取り扱い上品などに違いがあります。

NISAを利用するためには、証券会社や銀行、生命保険会社などの金融機関でNISA口座を開設する必要があります。NISA口座のみで別の一般口座や特定口座で保有している金融商品をNISA口座に移すことはできません。

積立てNISAは、初心者でも始めやすいように長期・積立・分散投資に適した比較的安全な投資信託に限定されています。非課税枠は年間40万円まで、非課税期間は最長20年間です。年間非課税枠は一般NISAより少ないですが、非課税期間が長く、長期投資に向いています。投資に回せる資産が少ない場合にも向いています。

積立てNISAと一般NISAの違い

積立てNISA一般NISA
利用できる人国内在住、20歳以上国内在住、20歳以上
新規に投資できる期間20年間(2018~2037年)28年まで
非課税となる期間投資した年から最長20年間5年間
払い出し制限払い出し制限なし同じ
金融機関変更年単位で変更可能同じ
年間投資上限額40万円120万円
累計非課税投資上限額800万円まで600万円まで
非課税期間終了後の翌年の非課税枠へ移管不可可能
投資対象商品金融庁の基準を満たした投資信託・ETF株・投資信託・ETF・REIT
投資方法積立のみ一括買い付け・積立
投資の手間自動で積立て自分で購入/売却
資産の引き出しいつでも引き出せる同じ

積立てNISA:年40万円で非課税期間は20年

一般NISA:年120万円で非課税期間は5年

資産に余裕があれば一般NISAがベター

一般NISAは株や投資信託など幅広い金融商品から商品を選択することができます。年間120万円まで購入することが可能で、投資で利益を得た場合にも最長5年間の非課税期間内であれば、すべて非課税になります。また、一般NISAでは、一括で個別株を購入することも、対象となっている投資信託を積み立てて投資することもできます。

「まとまった資金での株式投資をメインにしたい」場合も、どちらのケースでも適用可能なので、資産がある人が60代から始めるのであれば、積立てNISAよりも限度額の大きい一般NISAがおすすめです。

中長期の運用なら積立てNISAで

一般NISAと積立てNISAは同時に使うことはできません。中長期的な資産形成を目指すなら、20年間を継続して積立てNISAを利用するのがいいでしょう。

一般NISAでは投資先がほぼ自由である一方、積み立てNISAで投資できる商品は金融庁が選んだ投資信託・ETFに限られています。とはいえ、インデックス型やバランス型、アクティブ型など数多くのファンドが用意されているので、投資先選びに困ることはないでしょう。

NISA口座は損益通算できない

通常の証券口座での取引では、同じ年の別の株や投資信託などの取引で損失があった場合、その損失分を利益から差し引くことで税金を減らす「損失通算」という制度が適用されます。ただし、NISAではこの制度は適用となりません。損失のリスクが大きい取引はNISA口座ではなく、通常の証券口座で運用したほうがいいでしょう。

↳目的に合った金融機関を選んでNISA口座を開設する

さて「一般NISA」「積立NISA」どちらを購入するにしてもどんな商品があるのか知らないと選びようがありませんし、そもそも「投資信託」とは何かについて知らなければこの後も困ってしまうのでわかりやすく別のブロブにまとめました。

↳投資初心者におすすめの投資方法【投資信託・ETF】とは何か

是非見てください。

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